工場・設備のエネルギーマネージメントシステム

エネルギーマネージメントソリューション

工場・設備のエネルギーマナージメントシステム

クラウドを用いたIoTソリューションに先立ち、当社では、 工場・設備の現場に設置するエネルギーマネージメントシステム(EMS)を構築してきました。 プラントメーカー、機械メーカーである三菱重工ならではのノウハウを結集し、工場(FEMS)、ビル(BEMS)等のエネルギーマネージメントソリューションを提供しています。

某社タイ工場 EMS事例

国内大手基礎素材メーカーのタイ工場向けEMSの事例です。
他社製DCSの上位機能として、当社製EMSを接続し、冷凍機、冷却塔等のマニュアルオペレーションを自動化しました。

お客様からは、次のように高く評価頂けました。

  1. こんなに細やかな運転を、常時、続けることは、我々にはできない。
  2. 無駄があると感じていた部分に対して、データやグラフで「見える化」をすることで、無駄が明らかになり関係者で議論することができた。

このように、お客様のお悩み、ニーズを分析し、当社の最適化技術を組み合わせることで、お客様のノウハウが、さらに輝くような、新しい価値を創造していけるのではと、EMS構築に取り組んでいます。

中東、アジア大規模地域冷熱供給商談へのEMS提案

高い需要が続く、中東、アジアの大規模地域冷熱供給商談に、三菱重工サーマルシステムズ(株)は取り組んでいます。
大規模なシステムに対応すべく、複数の熱源専用コントローラ(商品名:エネコンダクタ)と連携して、当社の制御装置Netmationを置き、エネルギー全体最適化機能を有したSCADAシステムの提案を進めています。

このシステムは、インバータ機4台+固定速機4台の熱源設備を持つ国内半導体工場に初号機が導入されており、2016年3月より運用を開始、安定運転を継続しています。