超低コストセキュア通信システム

概要

当社では、現地⇔工場・オフィス間や遠隔設備⇔中央制御室・本社事務所間等の通信を可能とする「超低コストで、超セキュアな通信環境サービス」を行っています。「セキュアな通信環境を構築するために高コストで困っている」、「必要な時だけ遠隔設備の状況を確認したい」等々、それぞれの使用環境に合わせ活用方法のご相談、ご提案を行っておりますので、ぜひお問合せください。

超低コストセキュア通信システムサービス(RCS)紹介

2019年MHIよりセキュア通信技術の紹介を頂き、同年に同技術を活用した遠隔通信システムの試験機を設計/製作しました。
2020年にラズベリーパイを使用した超低コストセキュア通信システム(Remote Communication System)によるサービスを開始しました。
サービスをリリースしてから、当社がアフターサービスを実施しているVPSA酸素発生装置(注1)を対象として拡販展開し、6プラントに納入実績があります。

  • 1VPSA:Vacuum Pressure Swing Adsorption 圧力スウィング吸着法

■サービス概要

各種プラントの島設備や孤立したローカルネットワークにRCSを設置することで、LTE回線等を利用し遠隔地からセキュアな通信環境を提供できます。

■お客様のメリット

「安全」… セキュアなネットワークを用い、必要な時だけアクセスが可能
「超低コスト」… ハブにRCSを接続するだけで運用可能
「高効率」… LTE回線を通して、無線で各設備の機器のセンサデータに接続可能

■RCSの特徴

  • VPN接続により1対多数通信が可能
  • 全ポート閉鎖のため、物理的に外部攻撃が不可能
  • ランニングコストも非常に低い

事例1:VPSA遠隔通信

VPSA装置の場合は、年間稼働率が高く、装置トラブルは客先操業に大きな影響を与えることがあります。そこでRCSを現地VPSA制御装置に接続しておくことで、装置トラブル発生した場合でも、当社エンジニアが速やかに遠隔より現地にアクセスし状況を把握して最適な対処法を提供します。お客様の操業停止時間をミニマムにすることで、顧客満足につながっています。
お客様からは「いただいたアドバイスのおかげで現在正常な運転を確認できている。今回の事例でリモートで状態監視する重要性とその効果を身に持って享受できたと感じている。」とご好評を頂いております。

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お問い合わせ

長崎事業部 サービス推進部
TEL:095-828-4931
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