OWCD（片方向通信装置）

サイバーテロ　気付くまで349日！ 基幹インフラ，生産設備を守りきれますか？簡単明快セキュリティ：データダイオード「OWCD」
三菱重工グループとしては珍しいIT製品「OWCD」
OWCDのマーケットシェアは台数だと14％ありますが売上では1％。他社比 圧倒的低価格が証明されました！

VPN 装置やゲートウェイ等、インターネットと接続する装置の脆弱性は攻撃に悪用されることが多いことからセキュリティパッチ（最新のファームウェアや更新プログラム等）を迅速に適用する必要があるのですが、本当に守れていますか？　ある調査ではサイバー攻撃を受けてから気付くまでに平均349日。IoTデータ収集どころかシステム稼働監視にSYS-LOG(シスログ)をチェックするにも接続が怖くなります
とはいえセキュリティは上手に行わないと手間が増すのも自明。各種設定や毎日のパッチ対応は大変です。

そこで、情報発信のみ許し外からの通信は確実に塞ぐ一方向通信制限装置「データダイオードDataDiode」が役立ちます。
基幹重要インフラや生産設備，病院/運行などのコアデータへの不正侵入対策、ゼロトラスト完全性追求に要所要所で活用いただくアイデアも提供します！

本技術は三菱重工業株式会社の特許です。

型式名	分類	通信接続手段	外観
OWCD-II	標準タイプ	100Mbase-T
	フロントパネルスイッチの切り替えにより、片方向通信・ 双方向通信のモード切替が可能です。 （スイッチレスモデルあり）
OWCD-G	高速タイプ	1Gbase-T
	標準タイプより、流れるファイルの型式も容量もバラバラな数多くの種類の通信を行う場合に安心してご利用いただけるモデルです。
OWCD-XG	超高速タイプ	10Gbase-T
	映像など大容量データを処理するのに適します。 適用に際しては弊社よりエンジニアリングサポートをご提供します。
OWCD-III“i”	通信処理プログラム 組込可 （普及モデル）	100Mbase-T
	一つの通信プロトコル対応とかファイル転送に用途を絞り 通信処理を行うコンピュータとOWCDを一体化しました。
OWCD-G“i”	通信処理プログラム 組込可 （汎用モデル）	1Gbase-T
	複数の通信プロトコルやファイル転送などオフィスや工場で使用する通信に対して汎用にご利用いただけるモデルです。

ファイルセキュアリンク

診断カルテや実験計測データなどファイルになっている情報を
各コンピュータから定期的に収集して OWCDを通じて
保管や各自ご活用のオフィス特定移動先フォルダに配信します。

データセキュアリンク

OT⇒ITネットワーク（FA⇒OAネットワーク）間の情報を
データのママでOWCDを通じて流します。TCP、FTP、SMTPなど
汎用なプロトコルからOPC UAといった産業用プロトコルに対応しています。

ご利用例　①生産設備での情報発信

生産設備が監視・分析計のシステムにデータを送すのは当たり前になってきました。
しかし生産設備の各機械専用PLCで不正侵入を守るのは言うは易し行うのは難しです。
セグメントを分けるのに手間のかからないOWCDはうってつけです。
一例をあげると下図のような構成で守ることになります。

ご利用例　②交通機関での情報発信

最近は、鉄道・バス・航空機の運航状況をスマホで見てるようになりましたよね。
運行管制の情報をリアルタイムに発信するのは、セキュリティ面では大変なリスクを伴います。
インターネットから運行管制システムを乗っ取られたら・・・。

ご利用例　③通信の逆流防止

ファイルの中に、未知のウィルスが潜んでいたら・・・。
アンチウィルス対策で避けられないのが「未知との遭遇」。
システムの感染は止む無しとしても、感染の極小化とともに大事なのが
≪孔≫の通報や≪リモート操作≫、ファイルの持ち出しへと発展することを初段から防いでおくことです。
内から外へのルートをOWCDで遮断することにより対応が可能です。

ご利用例　④ログ採取

制御システムなどOTの世界でも通信をモニタリングして不適切な挙動が
無いかモニタリングするようになりました。
そういった稼働健全性確認サービスもSlerにとっては大事なビジネスになります。
そのラインから不正な侵入が無いように、OWCDを使って下記のような構成で守ることが可能です。