計装電気設計部
計装電気設計部は、主機であるガスタービン、蒸気タービンを安全に、より効率的に運用するため、主機・補機廻りの機械設備、プラント配管系統等の計測機器の選定、監視制御装置の計画並びにプラントの遠隔監視システムを含むアフターサービスに向けた監視システムを提供する部門です。
計装電気設計部は
- 計装制御設計グループ
- 電気設計グループ
- プラント監視装置技術グループ
の3グループから構成されています。
計装制御設計グループ
主に国内外における発電プラントの計測制御・電気設備設計を行なっています。
計測制御設計ではプラント運転監視として、マンマシンインターフェイス(注)の最適化設計や、ユーザニーズによる運転方式に併せた制御設計など多角的な角度で設計による貢献をしています。又、計測器具などの選定・調達支援を併せて実施しており常に計測目的に応じた最適な計測器具を選定することでメンテナンスにおける簡素化を視野に入れた設計も行ないます
- 人間が機械から情報を受け取ったり、機械を操作する場合において、人間と機械との仲介を行う機器、または作法やソフトウェアなどのプログラムのことを総称した言葉である。
電気設計グループ
主に国内外における発電プラントの電気設備設計を行なっています。
電気設計では、発電プラントの電源系統における解析を行い、これを基に電気機器の選定・調達支援を実施すると共に適正な電気設備制御の設計を行なうことで発電プラントの安全な運用に貢献しています。又、ケーブル工事計画においても合理的な配線計画を実施し、工事コスト及び工程の短縮に大きく貢献しております。
プラント監視装置技術グループ
一般的な設計業務ではなく、発電プラント等に於ける遠隔監視に関する、機器及びソフトの設計、製作、保守管理の業務を担当しています。 大きく分類すると下記の5項目となります。
- 既設発電プラントにおける常時監視機器の保守点検。
- 軸振動計測装置(CABS:注1)、及び通信セキュリティ装置(OWCD:注2)の製作・販売。
- 遠隔監視装置(OSM:注3)の機器構成設計、構築、設置。
- プラント稼働状態の診断・監視ソフトの作成、改修。
- 機器状態監視・データ収集装置、及び通信セキュリティ装置他の新規開発。
- 1CABS:Computer Aided Balancing System
- 2OWCD:One Way Control Device
- 3OSM:On Site Monitoring