D.T

セキュリティでお客様を守る。
進化中の領域だから身につく、
時代にふさわしい技術と視点。
D.T
ICT技術統括室 横浜ICT技術部
2019年入社
電気電子工学科
経歴
入社1年目〜 | :横浜ICT技術部 |
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01 案件数と近年の実績。
シビアな志望企業チェックで、魅力に気づく。

入社のきっかけを教えてください。
電気系の学科で学んだことをきっかけに、発電所の中身をつくる仕事、特にシステム開発に興味を持ちました。その軸で絞り込んでみると、候補となる企業はMHIパワーコントロールシステムズを含めて数社ほど。比較検討のうえで大切にしたのは、「国内で何件のプラントを手がけているか」「近年の業績はどうか」という視点です。国内での案件数は信頼の厚さを示す一つの指標だと思いましたし、どんなに歴史の深い企業でも、それに寄りかからずに成果を出し続けていることが重要だと考えたからです。その両方でしっかり実績を残しているMHIパワーコントロールシステムズには、強い魅力を感じました。
インターンシップにも参加していますが、
どのような印象を持ちましたか。
実際の業務と同じテーマに取り組むプログラムでした。その分、難易度は高いのですが、仕事のリアリティを肌で感じることができたのはよかったですね。参加した先輩社員が、いい話ばかりではなくデメリットまで包み隠さず教えてくれたのも好印象。おかげで入社後のイメージをはっきり持てたことが、内定承諾を後押ししてくれたように思います。また、三菱重工との協働の深さを知ることができたのも大きかった。会社は違っても、合わせて一つの「プラント部門」のようにソリューションを生み出している。だからこそ、さまざまな視点や考え方を知ることができそうだと思ったのですが、入社してみるとまさに期待通り。自分の視野を大きく広げてくれるような気づきに、日常的に触れることができています。
02 世の中で通用するスキルを求めて、
自分から手を挙げた部署異動。
担当している業務を教えてください。
セキュリティ製品の開発と、ネットワークやサーバーなどのインフラ構築が中心です。セキュリティ製品は、プラント向け制御システムのオプションとして提供されるもの。近年はセキュリティに関する意識の高まりを背景に、ほとんどのお客様が導入しています。それをお客様の要望に合わせて調整したり、場合によっては機能ごと新しく開発したりといった業務に携わっています。インフラ構築は、お客様のプラントにおけるネットワークなどを設計し、現場へ確実に導入するという業務。セキュリティと相関性が高く、ほとんどワンセットになっています。これらに加えて、制御システムの操作性を向上させるインターフェースアプリの開発なども手がけています。

業務のどんなところにやりがいを感じていますか?
ニュースでも見かける通り、企業に対するサイバー攻撃が頻発しています。セキュリティ製品は、そうした被害からお客様を守る非常に重要なもの。その点に大きな責任とやりがいを感じています。じつは、現部署内ではあるものの、それまでの業務とはガラッと変わるセキュリティ分野の仕事が回ってきて、自分から手を挙げて担当することになりました。入社4年目のことです。社内だけに限らず、どこに行っても通用するような経験を積み、自分を成長させたい——そんな動機でした。セキュリティは、まさに願っていた通りの経験が積める分野です。そこに自分がいること自体が嬉しいですし、こちらの思いをしっかりと受け止め、叶えてくれた会社にも感謝しています。
03 セキュリティに関わったから持てた、
時代にふさわしい視点。

入社して気づいた会社の強みや、
イメージのギャップがあれば教えてください。
志望企業を決める時、「信頼されているかどうか」を大切にしたことを先ほどお話ししました。国内での案件数がその基準だったのですが、入社してみると世界規模で認められている会社であることがよくわかりました。お客様との会話も最初から信頼されている状態で始まるので、自信を持って提案しやすい環境だといえます。ギャップを挙げるなら、想像よりはるかに業務負荷を調整しやすい会社でした。プラントの立地上、年に何度かは地方出張があるのですが、その分はしっかり休みで取り戻すことができます。また、残業したら翌日の業務を短縮するといった調整もできます。この働きやすさには、いい意味で予想を裏切られました。
自分自身のこれまでを振り返って、どのような成長を感じていますか。
やはりセキュリティに関わるようになってから、視点が大きく変わったように思います。以前の私は、自社の制御システムは「間違いないもの」だと信じ込んでいました。けれど、セキュリティの観点から見直してみた時に「この通信方法では外部攻撃に弱いのではないか」「情報が無駄な経路を通っているのではないか」と、これまでにはなかった発見ができるようになったのです。時代にふさわしい視点を、自分の中に新しく持つことができた。この成長を活かして、システムの完成度を向上させるような意見を積極的に出し、さらに信頼される製品づくりに貢献していけたらと考えています。

1日のスケジュール
10:00 | 出社、メールチェック、本日開催予定の会議を確認。 |
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10:30 | セキュリティ製品の次バージョンに関するドキュメント作成やその検証を行う。 |
11:30 | 常駐している協力会社向けに検証環境を用意。 その他、問い合わせ対応など。 |
12:00 | 昼の休憩。 |
13:00 | 午前中に引き続き、開発作業や雑務、問い合わせ対応など。 |
15:00 | 開発メンバーと進捗確認の定例ミーティング。 |
16:00 | 開発作業に戻る。 |
16:00 | 退社。 |
プライベート

休日は2歳の娘を連れてショッピングモールや公園に遊びに行きます。平日もできるだけ一緒の時間を過ごせるよう、業務をできるだけ調整。残業があった翌朝は出社を遅くしてゆっくり朝ごはんを食べたり、早めに退勤して保育園に迎えに行ったり。周囲にしっかり伝えておけば、働き方に融通を利かせやすいのもMHIパワーコントロールシステムズのよさですね。
MHIパワーコントロールシステムズで実現したい夢
セキュリティ製品の開発や販売促進を通じて、お客様のセキュリティ意識の向上に貢献していきたいです。いずれはコンサルタント的な存在として、お客様に頼られるようになれたら嬉しいですね。セキュリティのトレンドは移り変わりが早く、「ここまで知れば終わり」というゴールはありません。いつまでも学び続ける姿勢を大切に、成長を続けたいと思います。