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中国からDCS更新工事を受注

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長菱制御システムは、中国珠海発電所1/2号発電設備向け分散型制御装置(Distributed Control System : DCS)を三菱重工業製のDIASYS Netmationに更新する工事を受注しました。

珠海発電所は中国広東州珠海市にあり、その1/2号機は10年前に三菱重工業が建設したそれぞれ700MWの発電設備です。既存の制御装置は三菱重工業製のDIASYS-UP/Vですが、昨今の計算機能力の向上を背景に、運転操作・監視性の改善要望が出てきていました。今回の工事では同社製の最新式DCSであるDIASYS Netmationに更新することにより、運転操作・監視性の改善と共に、保守の容易性と信頼性を向上させる計画です。

2009年10月末の契約締結以来、初号機の出荷2010年10月に向けて現在順調に設計・製作を進めており、全ての現地工事・試運転調整を2011年12月に終えて、顧客に引き渡される予定です。

この発電所は今も高稼働率で安定して運転を続けています。このたびの更新工事で発電所の信頼性をさらに高め、三菱重工業製DIASYS Netmationのブランド名を中国に広げていく足掛かりとしていきます。

調印式
調印式