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(社)火力原子力発電技術協会 九州大会に当社MDSからも参加しました。

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10月12日、13日の両日、火力原子力発電技術協会(通称:火原協)主催九州大会が開催されました。
この大会は火原協最大のイベントで、全電力幹部が参加し年に1回開催されるもので今年は約1,000名が参加しました。当社からは大会二日目に行われた若手技術者育成セミナーで、弊社黒石社長が制御講座の講演を担当しました。
さて、全国大会最大の目玉は、著名人を講師に招き行われる記念講演です。今年は、九州大会なので熊本出身でロス五輪柔道金メダリストの山下泰裕さん(東海大学体育学部学長)が講演されました。やはり、どの社会でもトップを極めた人の言葉には重みがあります。また、山下さんは非常に話が上手で参加者の多くの方から感銘したとの感想を耳にしました。
以下に山下さんの講演と若手技術者育成セミナーの概要を紹介させて頂きます。

■山下泰祐さんの講演

国民の一人として、火力原子力発電技術協会にお願いしたいことは、今の原子力事故が解決し、安心して電気を使える社会になるよう先頭に立って明日への挑戦を続けてほしいということです。
現在、松沢前神奈川県知事から命を受け「神奈川県体育協会会長」として、若手育成活動をしていますが、今の日本は病んでいます。

  • 日本の自殺者の比率は世界で6番目、先進国では断トツの1位。
  • コミュニケーション能力の低下。携帯を相手にするコミュニケーションが日常化して、人とのコミュニケーションが取れなくなっている。
  • 自分の国を誇りに思う人の比率は下から2番目。

最近はコンプライアンスが大きな問題になっていますが、「日常生活でもフェアプレー」を訴えています。これを遂行してゆくためには模範となる指導者の役割が重要です。

■若手技術者育成セミナー(大学講座&グループ討議)

このセミナーの主催者側の狙いは、電力業界の将来を担う若手技術者のネットワーク(人脈)づくりです。参加者は、10電力会社および主要自家発、メーカから約60名。当社から川野社員が参加しました。
午前は大学講座、午後は『東日本大震災を踏まえた今後の危機管理』をテーマとしたグループ討議が行われ、新たな人脈をつくることができたのではないでしょうか。
大学講座では、ボイラ、タービン、制御講座が行われ、それぞれの講師が若手技術者に訴えたかったポイントは、

  • 『異常を知るために日常を知る。』そのためにも常日頃から現場に触れることが大切。(ボイラ講座:元IHI副社長の曹道義さん)
  • 『Simple is best. Speed is important.』効率を追求してゆくと複雑化が進む。しかし、最後に残るものはシンプルなもの。そして、スピードは大切。(タービン講座:元三菱重工タービン技術部長、前長崎総合科学大学教授の藤川さん)
  • 『キーワードは単純化、可視化そして知識化。』単純化、可視化する際の考えるプロセスを通じて技術は伝承される。(制御講座:弊社黒石社長)

それぞれの講座は、若手向けに構成されたものでわかり易い講義でした。

若手育成セミナーにおける大学講座(黒石社長)
若手育成セミナーにおける大学講座(黒石社長)
若手育成セミナーにおけるグループ討議(川野社員)
若手育成セミナーにおけるグループ討議(川野社員)