K.K
日本にもやってきた、
セキュリティ重視の潮流。
その最前線で事業をつくる。
K.K
新事業推進室 ソリューション部
2015年キャリア入社
工学部 物質工学科
経歴
入社1年目 | :横浜事業部 情報システム技術部 システムグループ |
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入社2年目 | :ICTソリューション統括室 横浜ICTソリューション部 システムグループ |
入社3年目 | :エネルギー・環境ソリューション統括室 横浜エネルギー・環境ソリューション部スマートエネルギーグループ |
入社5年目 | :本社 新事業推進室 ソリューショングループ |
入社8年目 | :新事業推進室 ソリューション部 ソリューショングループ チームリーダー |
入社9年目 | :新事業推進室 ソリューション部チームリーダー |
入社10年目〜 | :新事業推進室 ソリューション部 ソリューショングループ チームリーダー |
01 家族との時間を求めて、
MHIパワーコントロールシステムズへ。
転職のきっかけと、MHIパワーコントロールシステムズを
選んだ理由を教えてください。
以前はソフトウェアハウスに勤め、アプリケーションの開発や保守を手がけていました。仕事は充実していたのですが、残業がかなり多い職場でした。
子どもが生まれたことを一つのきっかけに、できるだけ定時で帰宅できる会社への転職を考えるようになりました。もちろん不安もあったものの、妻から「落ち着いて働けるところのほうがいい」と背中を押してもらえたのが大きかったですね。MHIパワーコントロールシステムズにはたまたま知り合いがいて、事業や業務について話を聞くことができました。ソフトウェアハウスの仕事はユーザーごとのソリューション提供が中心だったのですが、MHIパワーコントロールシステムズはインフラという大きなテーマと向き合っている。その違いに面白さを感じました。
新事業推進室に配属された経緯を教えてください。
直接的なきっかけになったのは、入社3年目に横浜エネルギー・環境ソリューション部に配属されたことですね。スマートエネルギーグループの一員としてIoTデバイスに関わったのですが、これが実質的には新事業の開発に近かった。その縁もあって、入社5年目に新事業推進室が立ち上がった当初から参加することになりました。現在の所属はセキュリティチーム。プラントなどのセキュリティリスク分析、インシデント対応講座、脆弱性診断といったサービスを提供するチームです。私はチームリーダーとして、並行して動いている複数案件の進捗フォローや、新たな案件が舞い込んできた際の前さばきなどを行っています。
02 インフラを支える巨大なプラントを、
セキュリティで支える。
新事業の一つとして、セキュリティがテーマになった理由とは?
セキュリティというテーマ自体はMHIパワーコントロールシステムズにとって決して目新しくはなく、10年以上前から取り組んできたものです。当社が従来から扱っていた業務には、システムエンジニアリング、ソフトウェア開発がありますが、制御セキュリティはそれらの範疇に納まらないため、AIやDXが盛んになってきたタイミングで新事業の枠組みに組み込まれました。基本的な技術はITと同じ点が多いですが、OT(制御)に特有な考え方もあり、ITエンジニアが対応する事に不安を感じているお客様も多くいます。創業時から制御システムに取り組んできたからこそ、当社にビジネスチャンスがあると考えています。
業務に感じるやりがいを教えてください。
お客様の多くは、セキュリティが重要であることは感じているものの「何をしたらいいのかわからない」という状態です。そこに私たちのセキュリティリスク分析サービスを入れ、結果を報告するとともに課題を明確にしていく。そのことで「今後の行動に活かすことができそうだ」と喜んでいただけると嬉しいですね。ただ、実際にコストをかけて課題解決に乗り出せるかというと、そこまでは状況が整っていないケースがほとんどです。その中で、私たちはどこまで踏み込んだ提案をすべきなのか。まだまだ試行錯誤中ですが、それこそが難しさであると同時に、面白さでもあると感じています。また、三菱重工グループの事業体から声がかかることも多いのですが、スケールも責任も大きなテーマになってくる。それに応えていくことにも喜びを覚えますね。
03 製品のライフサイクルが長いからこそ、
お客様との信頼関係も続く。
MHIパワーコントロールシステムズの強みについて、
どう捉えていますか。
ラインナップの主力である制御システムは、非常にライフサイクルが長い製品です。だからこそお客様とも、長くて強い信頼関係が築かれていく。事業を営んでいくうえで、これはとても大きな財産だと思います。業務のやりがいにつながるところで言えば、やはり社会的意義の高さですね。私は入社以来、お客様のエネルギーコスト削減や、プラントのセキュリティ対応といった社会貢献性の高いテーマに携わってきました。アプリケーションの開発だけに留まらない、大きなソリューションを生み出す可能性を業務の中に見出せています。
キャリア入社の社員に求められるものとは?
異なる業界で経験を重ねたからこそ提案できる、新しい視点やアイデアだと思います。私は前職でアプリケーション開発の全体工程を見てきました。だからこそ、厳格なプロジェクト管理の大切さもよく知っています。一方で、私が入社した当時のMHIパワーコントロールシステムズには、まだまだ曖昧な部分が残されていた。それを整理し直すうえで、前職での経験を活かすことができたと思っています。もちろん、新たに習得すべき知識やスキルも少なくありません。けれどMHIパワーコントロールシステムズには、充実したコミュニケーションの中でキャリア入社の社員をフォローする環境があります。私が想像以上にすんなりと馴染めたのも、その環境があったからだと考えています。
1日のスケジュール
09:00 | 出社。メールチェック、本日のタスク確認。 |
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10:00 | セキュリティトレーニングの提供に向けた打ち合わせ。 |
11:45 | 昼食 |
12:45 | 会議準備。 |
13:00 | お客様との定例会議。進捗状況の報告や確認事項の説明。 |
15:00 | 午前中の打ち合わせを踏まえた作業実施。 |
16:30 | チーム管理業務。 |
18:00 | 退社。 |
プライベート
小さな子どもが2人いるので、休日はよく一緒に遊んでいます。ゲームをしたり、公園や潮干狩りに出かけたり、アニメ映画を見に行って思いがけず感動してしまったりと、大人になってからはやっていなかったことを久しぶりに楽しんでいます。
MHIパワーコントロールシステムズで実現したい夢
セキュリティ課題に対するソリューションを突き詰めていきたいですね。そのためにまず、さまざまな業界のセキュリティ動向を把握しておきたい。「大きな国内認証の動向をまず見る」「公的機関の発信に目を光らせる」「カンファレンスに積極的に参加する」など、まずは全体をつかみ、それから深掘りしていこうと考えています。また、専門家としての存在感を高めるため、会社のバックアップを受けながら資格や認証を積極的に取得していきたいです。