S.M
受注~設計~現地試運転、
全てを自分の手で。
業務の幅広さが、
貢献の幅を広げてくれる。
S.M
エネルギー・環境ソリューション統括室
長崎エネルギー・環境ソリューション部
2016年入社
工学部 機械知能工学科 知能制御工学コース
経歴
入社1年目 | :長崎エネルギー・環境ソリューション部 |
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入社5年目 | :大阪府(出向派遣) |
入社7年目〜 | :長崎エネルギー・環境ソリューション部(再配属) |
01 生み出したシーケンスが、プラントに命を吹き込む。
スケールがもたらすやりがいに惹かれて。
入社のきっかけを教えてください。
学生時代に制御工学を専攻していたことから、制御分野で求人票を探していました。その時、目に飛び込んできたのが、MHIパワーコントロールシステムズの「プラント制御」という言葉です。調べてみると、発電設備に命を吹き込むための制御装置をつくっていることがわかりました。発電設備といえば、なくてはならないインフラの一つです。興味を惹かれて参加したインターンシップでは、そのスケールの大きさにも圧倒されました。ほかにもシステム開発系の企業はいくつかチェックしたのですが、ただプログラムを書くだけではなく、発電設備という大きなモノを動かせるMHIパワーコントロールシステムズの仕事がもっとも魅力的でした。
現在の業務内容を教えてください。
大きく2つの業務を担当しています。一つは設計業務。エンジニアとして最前線に立ち、プラントの制御プログラムや監視画面、通信インターフェースの設計などに携わっています。プラントへの導入時には出張して試運転に立ち会うなど、幅広い関わり方ができるのも面白いですね。もう一つは拡販担当です。いわゆる技術営業というポジションで、私たちの製品に興味を持ってくださったお客様を訪問。詳しい説明を行い、契約成立まで伴走します。また、展示会でのプレゼンテーションや情報収集にも参加し、部署の業務拡大とレベルアップに貢献しています。拡販担当として受注した大型案件の設計を自分の手で行うこともできるので、二重のやりがいを感じています。
02 まだまだ成長できる。そう思い続けられる、
どこまでも奥深い世界。
設計業務のやりがいとは何でしょうか?
もうすぐ入社して10年になりますが「まだまだ自分は成長できる」と感じています。それぐらい奥が深い世界なのです。新製品・新技術が次々に登場しますし、経験したことがない分野の制御に挑戦する機会もある。同じ発電分野であっても、サイトや対象設備が変われば、使用するツールやシーケンスもがらりと変わります。そのたびに学び直すのはもちろん大変ですが、それよりも自分の引き出しが増えていく喜びのほうが大きいですね。装置の納入後にお客様からの好評を伝え聞くと、ホッとすると同時に、自分の成長を実感できて嬉しくなります。
特に印象に残っているプロジェクトを教えてください。
入社してすぐ、まだOJTも終わっていないうちから参加した、火力発電所の大型更新プロジェクトは忘れられません。6設備を主担当3名で遂行し、うち2設備の制御装置を受け持ったのですが、当然ながら右も左もわからない状態。とにかく技術や知識を吸収しようと、上司をつかまえてはしつこいぐらいに質問を繰り返しました。丁寧に付き合ってくれた上司のおかげもあって、設計プロセスの1から10まで、このプロジェクトで学べたと言っても過言ではありません。お客様や元請である三菱重工、社内の他部署、外部の協力会社など、さまざまな立場の人たちと密接に関わり合う中で、自分の中にはなかった視点に気づけたのも大きかったですね。設計画面のレイアウト一つ取っても、当社標準や既設踏襲で設計したものでも「もっと見た目を立体的に」「見やすいカラーに」など、思いがけないオーダーが寄せられる。こうした経験を新人の頃にできたからこそ、今の自分があるのだと思っています。
03 お客様とのコミュニケーションがもたらす気づき。
課題解決の精度を、拡販を通じて高めていく。
拡販業務にはどんな面白さを感じていますか?
拡販に携わるようになったのは入社3年目ごろ。設計業務を通じて、ひと通りの基礎を覚えたタイミングです。お客様とダイレクトに話すようになって感じたのは、予測がつかないニーズが出てくることの面白さ。「こういう機能はありませんか?」と質問されて初めて、「そういうニーズもあるのか」と気づかされることが珍しくありません。その気づきを開発部門にフィードバックすることで、お客様の課題解決に結びつく製品づくりに貢献する手応えがあります。手応えといえば、件数や金額といったわかりやすい指標があるのも励みになりますね。
外販について教えてください。
MHIパワーコントロールシステムズが手がける案件は、三菱重工が元請けとなる発電所関連のものが中心です。一方で私が所属する部署は、汎用系のシーケンサーを扱えることから積極的にグループ外企業への拡販を推進しています。これまでに経験のない業界や分野のお客様を私自身も訪問することがあり、そのたびに新しい挑戦の可能性を感じています。入社するまではこういった機会があるとは予想していなかったので、嬉しいギャップといえますね。この活動をぜひ、MHIパワーコントロールシステムズの販路拡大につなげていきたいと考えています。
1日のスケジュール
7:30 | 出社。メールチェックやカレンダーの確認を行う。 |
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8:00 | 体操をしてから始業。 |
8:05 | 実案件の設計業務。 自席でPCに向き合いつつ、上司との相談も挟みながら進行。 |
12:00 | 昼の休憩。 |
13:00 | 昼礼(チームミーティング)後、午前に引き続き実案件の設計業務。 |
15:00 | 社外(御客様、外注業者様)との会議。 仕様のすり合わせを行う。(必要な場合のみ) |
17:00 | 退社。 |
プライベート
家族とショッピングに行ったり、公園に行ったり、連休には旅行したりしています。まだ幼い子どもが楽しめるような場所、たとえば水族館や動物園を探して出かけることもあります。ほかにも体を動かすことが好きなので、友人や家族、職場の仲間とゴルフに行ってリフレッシュしています。
MHIパワーコントロールシステムズで実現したい夢
拡販活動を通じて自分自身が受注した案件を、設計から試運転、引き渡しまですべて自分で担当し、大きな利益につなげることです。その案件が、MHIパワーコントロールシステムズにとって初挑戦となるような要素を含んでいたらさらにいいですね。そういったチャンスを増やすためにも、声がかかるのを待つだけではなく、自らお客様を探してアプローチすることにも興味を持っています。技術と拡販の二刀流を極めていけたらと考えています。