T.N

サイバー攻撃から
制御システムを守る。
必要性が高まる領域で、
職務の存在意義を実感。

T.N

ICT技術統括室
横浜ICT技術部
2016年入社
工学部 電気システム工学科

経歴

入社1年目 :長崎ソフト技術グループ
入社5年目 :横浜イノベーショングループ
入社7年目 :Netmation開発部
入社8年目~現在 :ICT技術統括室 横浜ICT技術部

01 経営基盤の確かさに注目して入社を決意
早期から実務に就いて基礎を固める

就職先にMHIパワーコントロールシステムズを選んだ経緯を教えてください

就職活動では「大学で学んだPC・電気の知識が活かせること」「地元の長崎で働けること」を条件にしていました。大学経由で募集を知り、インターンシップに参加してプログラミングを体験しました。複数候補の中でも特に経営基盤が強固だったことから、当社を選びました。経営が安定していなければ職務に専念できませんから、いまでも当時の選択や着眼点は正しかったと思います。

入社前後で「想像と違った」という部分はありましたか?

入社するまでは、漠然と「1年くらいみっちり研修や訓練を受けてから実務に就くのだろう」と思っていました。ところが、入社してみるとわずか半年で実案件の担当チームに加わり、職務をこなしながら必要な知識・スキルを習得していくことになりました。このタイミングの早さは想定外でしたね。右も左も分からない状態だったため、先輩方に積極的に質問しながら日々の業務に取り組みました。当時は単純に大変だと感じていましたね。いま振り返ってみれば、目先の実務に必要だと分かっているからこそ、新たな知識やスキルが自身の血肉になり、基礎を固められたのだと思います。また、5年目に横浜への異動を打診されました。いずれ長崎に戻れればよいと思って受け入れましたが、これも当時は想像していませんでした(笑)。

02 重要性が高まるセキュリティ対策に乗り出し
火力発電所の安定稼働に寄与する

現在の所属部署では、どのような職務を担当なさっていますか?

所属する横浜ICT技術グループは、従来から三菱重工業と連携し、発電プラント向け制御システムのソフトウェア開発やバージョンアップ、修正などの保守を行う部署です。また、近年はセキュリティ対策を強化するために専用ソフトを組み合わせ、実装した機器をパッケージとして供給するシステムの開発や保守を担っています。前部署の上司から「若手・中堅を求めている部署があるけど、興味はあるか」と声をかけてもらい、挑戦(部署異動)を決意しました。当時はセキュリティの知識がほとんどありませんでしたが、今後ますます重要度が高まる領域だと感じ、専門性を高める価値があると判断したためです。現在は、発電所向け製品を守るためのセキュリティ関連ソフトウェアやハードウェアの設計・開発・保守を担当しています。さらに、5名チームのプロジェクトマネージャーとして、他社製のセキュリティ製品を選定し、自社の制御システムに組み込む業務にも携わっています。

どのような点に職務の大変さややりがいを感じますか?

システムに組み込むセキュリティ対策は、国や地域によって準拠しなければならない基準が異なります。MHIパワーコントロールシステムズは世界各地の火力発電所を対象にしていますから、案件ごとに自身で調査する必要があります。また、セキュリティに関するお客様のご要望に対して本質的な部分で「何を求められているのか」を正確に把握することに腐心しています。お客様は必ずしもセキュリティに詳しいわけではないため、要望が曖昧なこともあります。さらに営業担当者を介して伝達されることで、細かな技術的な意図が不明確になる場合もあります。定例ミーティングでは、ご要望について確認するよう注意しています。半面、私たちの提案内容がお客様に受け入れられた際などは、ご要望を的確にキャッチできたのだと実感できるのでやりがいを感じます。

03 具体的でない要望を受け止めつつ
顧客のリクエストを具現化する喜び

職務に従事するうえで心がけていることはありますか?

上でも触れましたが「自身の認識が正しいか必ず確認する」です。きっかけは、入社1年目のころの失敗です。当時、納品予定のPCのセットアップを終えた先輩から「HDD上のフォルダを全部消去しておいて」と指示されたことがあります。先輩はセットアップのために暫定的に作ったフォルダのことを指していましたが、私は誤ってすべてのデータを削除してしまいました。OSまで消してしまったため起動しなくなり、冷や汗をかきました。バックアップをとってあったので大事にはいたりませんでしたが、思い込みだけで行動に移してしまうことの危うさを痛感した出来事でした。以来、指示や要望を受けた際には、作業に入る前に自分の認識に間違いがないかを確認するようになりました。

これまでの勤務を通じて感じるMHIパワーコントロールシステムズの強みとは?

どのような分野でも、社内にエキスパートがいる点ですね。現在の職務で例えると、当社の制御装置にセキュリティ対策を施すと、もともと備わっているはずの機能が正常に作動しなくなることがあります。このような際には設計担当や開発担当に問い合わせることになりますが、「分からない」「他部署に聞いて」などとはなりません。社内には必ずその分野のエキスパートがいて、的確な回答が得られます。そのため、お客様からの問い合わせや想定外のトラブルにも、迅速に対応できます。MHIパワーコントロールシステムズの大きな強みだと思うと同時に、自身も他者をサポートできるエキスパートにならなくてはという動機付けになります。

1日のスケジュール

08:30 出社。メールのチェックと対応
09:00 当日やるべきことを確認
09:30 セキュリティ製品のバージョンアップにともない、システムの更新
11:00 セットアップ構築を依頼されている事業所からの問い合わせ対応
12:00 昼休み
13:00 週に一度のチームミーティングで、担当業務の進捗状況を共有
14:00 OSのバージョンアップにともない、セキュリティソフトの設計変更
17:30 退勤

プライベート

就職するまで九州外に出ることが少なかったので、今は横浜界隈のあらゆるところが新鮮に映ります。休日には、三渓園や赤レンガ倉庫などを巡ってのんびり過ごしています。また、妻が音楽隊に入っているので、公の場で演奏会がある際には現場に出向いて雄姿を見ています。

MHIパワーコントロールシステムズで実現したい夢

異動の打診時に思っていたとおり、セキュリティ対策の重要度はどんどん高まっています。いまは人手不足から目先の実務をこなすことで精いっぱいですが、会社も人員増強に注力しています。体制が整った際には、Netmationの設計・開発部門からレクチャーを受ける時間も確保したいと考えています。知識を深め、より高度なセキュリティ対策を実現したいですね。

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