グローバルと繋がる業務
グローバル規模で製品を取り扱っている当社では、業務を遂行する上で、世界各国に訪れる機会が多々あります。
自分たちが手掛けた製品が各国でどのように求められ、活躍しているのか。
それを実感できるやりがいや嬉しさを各社員の声を通して知ってください。
現地体験記
スコットランド ハンターストン
遠隔監視システムの連携のため、
2回のスコットランド出張を
経験することができました!
T.H
2010年入社
出張の背景
洋上風力発電設備の遠隔監視システムの現地連携を目的として出張。予め国内で構築しておいたサーバーやネットワーク機器を現地に設置・調整し、遠く離れた日本からリアルタイムで状態監視できるシステムを立ち上げました。
1つのブレード(羽)の長さが81mもある大型の風車です。世界初の油圧ドライブ式大型洋上風力発電設備の実証実験の為に建築されました。
私の担当業務は地上設備でのシステム構築でしたが、またとない機会のため風車のナセル上まで登らせてもらいました。高さはなんと地上110m。非常に怖かったですが、そこから見える景色は最高の眺めでした。
休日には電車に乗ってエディンバラ城に行ったり、車でグラスゴーに買い物に行ったりしました。現地のさまざまな食べ物も堪能することができ、スコットランドの食文化を知ることができました。
サウジアラビア シュケイク
現地のインフラを支える
業務の社会的価値を
実感することができました!
M.M
1991年入社
出張の背景
現地での火力発電所建設時において、制御装置の現地試験調整を目的に2005年に約1年間滞在しました。
連日気温≒50℃と過酷な環境下での作業でした。この発電所では電気と水を造っておりサウジアラビアに住む人達のインフラを支えています。建設中、日々風景が変わる発電所外観をボイラトップから眺めていた時の1枚です。
日本に居ると経験することの無い砂嵐。防塵マスクやゴーグル付けて完全武装でした。そろそろ砂嵐が来るぞ~!! の注意喚起の声が聞こえた時はハラハラドキドキでした。
日本を離れて長期滞在中。仕事以外でも現地メンバーと交流を深めることができ、各自充実した生活を送っていました。ベースキャンプ内のフットサル大会優勝!! スポーツは万国共通のお楽しみ!
UAE ドバイ
多くのメンバーと協力し、
約3ヶ月の長期プロジェクトを
無事乗り切ることができました!
H.O
1993年入社
出張の背景
現地での制御装置の更新工事におけるプロジェクトマネージャー、現地コーディネーターとして海外出張を経験しました。責任者としてスケジュール管理や人員確保、コスト管理を徹底し最終納期の11日前に引き渡しが完了しました。
工事に携わった当社メンバーは日本人とフィリピン人とのコラボレーションで、コミュニケーションを密にし、厳しいスケジュールを乗り越えました。2023年11月、12月と作業が輻輳する中、何とか無事に完了することが出来たので記念写真を撮ろうと集まったところです。
当社のメンバーの他、三菱重工の試験調整・試運転メンバー、DEWA(エンドユーザー)のサイトスタッフ、MPW-ME(三菱重工 中東地域のグループ会社)マネージャー、Worker 10名とガスタービン建屋の前で記念撮影を行いました。工事が完了してホッと一息して皆さんステキな良い笑顔です。このような経験は現地でプロジェクトに携わった人ならではの特権ですね。
既設の制御装置盤の中に組み込むためにフィリピンから輸送した更新用の機器を別の建屋まで運搬する手段をMPW-MEのマネージャーと当社メンバーで話をしている場面です。英語でコミュニケーションを図るのは容易ではないですが、それなりに会話すれば何とか通じます。
台湾 林口
火力発電所建設において
ボイラー制御装置の
現地試験と調整を担当しました!
K.Y
2013年入社
出張の背景
台湾林口での火力発電所建設プロジェクトにおいて、ボイラー制御装置の現地試験、調整を行うために2回の出張を経験。2回目は約2年という長い期間の出張となりました。
初めての大型火力発電所のボイラー制御調整でした。最初は、先輩社員、現地メンバーに教えてもらいながら、みんなについていくのに必死だったことを思い出します。
フィリピンメンバー、台湾メンバーとも連携をとり、業務を遂行していきました。つたない英語でのコミュニケーションでしたが、何とか気持ちで通じ合えました。
誰かの誕生日には、必ず事務所でお祝いをしました。調整メンバーは、プライベートでも仲が良く、休みの日はバスケをしたり、ショッピングに台北へ行ったりしました。
メキシコ チワワ
初の海外出張はメキシコ
英語が通じない地で
システムの更新業務を担当しました!
S.H
2017年入社
出張の背景
メキシコ チワワ州にてガスタービンシステム更新業務の管理を担当。また、設計担当としてハードウェア改造の主導を行いました。
初めての海外現地がこのメキシコ チワワ州でした。メキシコという何もかもが想像のつかない地での作業となり、初めてプラントに到着した際は、その異国の風景に圧倒されました。
現地は基本的に外国の方々との作業となります。メキシコはスペイン語が共通語のため、英語が通じない場面も多々ありました。翻訳ソフトを活用したり、身振り手振りで何とか意思疎通を行い、改造工事を進めました。
現地工事も大詰めとなり、発電機の試運転作業に入っている際の写真です。正常に動くかどうか、非常に緊張しながらお客様と共にシステムを見守っておりました。