内面スケール厚さ測定
現象
管内面スケール付着量の増加により伝熱阻害及び管内流体の流動不良を生じ、メタル温度上昇による膨出・破裂などのトラブルを引き起こす。
現状の診断方法及び問題点
開発装置の概要
(1)測定原理
(2)測定装置
測定器: | リモートパルサーレシ-バー |
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データ処理: | ハンディ型オシロスコープ |
探触子: | 非対称球面型高周波センサ |
検出限界: | 20µm |
測定精度: | ±20µm(境界面凹凸20µm以内の場合) |
前処理: | #100以上仕上げ |
(3)適用例
特徴と応用範囲
- 従来法では困難であった100µm以下の内面スケールの測定可能
- 水壁管(低温度領域)の軟質及びポーラス状のスケールが測定可能
- スケール厚さの非破壊的な定量把握により、安全且つ低コストなボイラ保全管理