サステナビリティ
脱炭素で日本の産業と
地域社会に新たなパワーを。
脱炭素は新たな価値を生むチャンス
日本が目指す2050年までのカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現のためには、日常の家庭生活(ライフ)はもちろんのこと、輸送(モビリティ)、産業(インダストリー)など幅広い分野においての新たな取り組みと挑戦が、密接に関わってきます。当然のことですが、どの分野においてもそれが欠けてしまえば、脱炭素社会を実現した未来が訪れることはないでしょう。しかし逆に言えば、全ての分野において、かつてない程のまったく新しい価値を生み出すチャンスなのです。そもそも日本は、現状でも世界トップクラスの環境保全技術を持っており、国内での様々な取り組みは、すぐにでも世界中に拡大適用できる、新しい貢献可能な分野です。
現在、未来、そして地域社会へのクリーンな責任
当社は、「産業用火力設備」を提供する国内トップシェア企業として、ものづくり日本を「エネルギーの安定供給」という形で、長年の間支え続けてきました。そして今、産業分野において脱炭素社会のスタンダードとなる「産業用火力設備」の開発を加速させています。現在の主な燃料である石炭を低炭素燃料の天然ガスへ、そして最終的には水素やアンモニアなどの脱炭素燃料へ。決して机上の空論だけではなく、今、目の前にあるエネルギー需要に責任を持って応えながらも、段階を踏んだエナジートランジションを実施して、その先にある脱炭素社会の実現に貢献していきます。また、化石燃料を使用しない新たな「産業用火力設備」の開発とともに、地域社会としっかり手を携えながら、地球環境にも寄り添った「バイオマス発電設備」や「地熱発電設備」といった世界が注目するクリーンエネルギー源を積極的に提供していきます。
日本のエネルギーを脱炭素でつくり変える
そして当社では、提供する設備の革新だけではなく、AI・IoT技術の活用によって働く人の多様性に対応した、ワーク・ライフ・バランスを大切にする環境づくりも進化させていきます。その象徴の一つが、「呉みらい館」です。「すべての人にゆとりある働き方を」という思いを掲げ、遠隔監視や映像通話、チャットなどを活かして、プラントの安定稼働・運転サポートや労働負荷軽減といった、様々な課題をトータルに解決するために誕生しました。国内産業を活性化させる力の源が、日本の働き方の象徴だったハードワークから、スマートワークが生み出す新たなエネルギーへの転換です。当社は、ものづくり日本のエネルギーを脱炭素でつくり変えて、この国の未来が、クリーンに輝けるようなパワーを供給し続けます。