企業情報
TOP MESSAGE
技術開発が、真の脱炭素化と社会貢献を実現する。
取締役社長 小林 雅浩
三菱重工グループの一員として、産業用火力設備等の省エネ・脱炭素化で
Net Zeroを力強く推進していきます。
脱炭素化を実現する業界のリーディングカンパニー
当社三菱重工パワーインダストリー株式会社は、三菱重工グループの一員として、産業用火力設備・バイオマス発電設備・地熱発電設備などの新規計画から開発・設計、調達、建設・試運転、そしてアフターサービスに至るまでのトータルソリューションを自社一貫ワンストップで提供しています。プラント設備の心臓部であるボイラ、タービンに求められる構造・機能・性能も自社技術・設計で提供できることを大きな特長としたEPCエンジニアリング会社です。また国内産業用向け納入実績で、ボイラ、タービン共に50%を超えるシェアを持つ業界のリーディングカンパニーとして、脱炭素化をしっかりと進めていく使命を持っています。
国内産業界に多くの期待を寄せられている
産業界の生産活動にとって、電気・蒸気のエネルギーは欠かせません。同時に脱炭素社会の実現に向けて、日本のエネルギー消費の約3割を超す国内産業界の脱炭素化は重大なミッションです。CO2を排出しない新設備の納入や既存設備の省エネ・脱炭素化改造、またグリーンエネルギーの需給調整ソリューションなどの成長分野においても、当社には多くの期待が寄せられています。
2040年Net Zeroの実現に貢献
当社が属する三菱重工グループは、エネルギー供給側で脱炭素化を目指す「エナジートランジション」と、エネルギー需要側で脱炭素・省エネ・省人化を実現する「モビリティ等の新領域」を2つの成長領域に定め、これらの領域の事業を推進し、また既存の事業の脱炭素化・電化・知能化を推進することにより、2040年Net Zeroを実現し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していくことを宣言しました。当社もグループの一員として、産業用火力設備等の省エネ・脱炭素化でNet Zeroを力強く推進していきます。
脱炭素化をリードする当社の多様な個性と目指すべき姿
当社には、早い(PDCAではなく、D-PCAの意識が浸透し早い決断を求められる)、近い(社長までの距離が短い)、多様・いろいろ(統合前の各会社の実績と経験を有す)という社風があります。これらの特長を上手く生かせば、理想的な会社になれるはずです。逆に上手くできなければセクショナリズムが起きるので、和を大事にするような指導を心掛けています。当社は、良い意味で会社として若く、社会やお客さまの様々なニーズを素早く先取りして、柔軟な変化ができると感じています。当社の存在意義(パーパス)は、「高品質・高付加価値の製品・サービスで社会の進歩に貢献、産業用エネルギー事業の発展で持続可能な社会を実現」することです。そして企業がこの存在意義を発揮し、価値を作り出す最大の源泉は人材、つまり“企業は人なり”です。会社の理念を理解・共感し、問題意識・向上心を常に持って人・組織が行動するような会社にしたいと思っています。
地球温暖化対策の鍵となるのは技術開発
最後に。地球温暖化対策は、人類が英知を集めて解決しなければならない大きな課題です。ただし「石炭火力の即時停止」や「自然再生エネルギーへの全転換」と云った単純な話ではなく、国家のエネルギー安全保障の観点からも、あらゆる燃料の選択肢を捨てずに取り組むべきです。そして、それを可能にするのは、技術開発に尽きます。当社は、技術によって国内産業界のエネルギー安定供給を支えながら、カーボンニュートラル社会の実現に向けた省エネ・脱炭素化をしっかりと進め、真に責任ある社会貢献を目指します。
役員一覧
組織図
会社紹介
商号 | 三菱重工パワーインダストリー株式会社 (MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES POWER IDS CO., LTD.) |
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本社所在地 | 横浜市中区錦町12番地 | |
設立年月日 | 1961年(昭和36年)10月10日 | |
社長 | 小林 雅浩 | |
資本金 | 15億円 | |
株主 | 三菱重工業株式会社(100%) | |
年間売上高 | 503億円(2023年度) | |
従業員数 | 769名(2024年4月1日時点) | |
保有資格 | 建設業者登録 |
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ISO 9001: 2015認証 | 登録番号: 22QR・1958 | |
計量証明事業 | 濃度(広島県知事登録 第K-29) 音圧レベル(広島県知事登録 第K-48) |
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作業環境測定機関 | 広島労働局長登録 34-30 | |
取組み事業分野 |
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沿革
1961年(昭和36年)10月 | 菱日重エンジニアリング(株)設立 |
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1972年(昭和47年)4月 | 菱日エンジニアリング(株)に社名改称 |
1975年(昭和50年)2月 | バブ日立工業(株)設立 |
2012年(平成24年)4月 | 長菱設計(株)、高菱エンジニアリング(株)を合併 三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)の一部を分割承継 社名をMHIプラントエンジニアリング(株)と変更 |
2013年(平成25年)4月 | 三菱重工プラント建設(株)の一部を分割承継 |
2013年(平成25年)10月 | 三菱重工業(株)の国内産業用火力発電システム事業を分割承継 |
2014年(平成26年)2月 | 三菱重工業(株)と(株)日立製作所の火力事業統合に伴って、 社名を三菱日立パワーシステムズエンジニアリング(株)と変更 |
2014年(平成26年)10月 | バブ日立工業(株)を合併 |
2015年(平成27年)4月 | 国内産業用火力発電システム事業を三菱日立パワーシステムズ(株)に移管 |
2015年(平成27年)10月 | 原動機建設事業部、環境・化学プラント事業部、横浜事業部、長崎事業部、 高砂事業部の所管する事業をMHPSエンジニアリング(株)へ吸収分割 |
2016年(平成28年)1月 | 社名を三菱日立パワーシステムズインダストリー(株)と変更 |
2017年(平成29年)4月 | MHPSエンジニアリング(株)より原動機建設事業を分割承継 |
2019年(平成31年)1月 | 三菱日立パワーシステムズ(株)より国内産業用非再熱火力事業を分割承継 |
2020年(令和2年)9月 | 社名を三菱パワーインダストリー(株)と変更 |
2021年(令和3年)10月 | 社名を三菱重工パワーインダストリー(株)と変更 |