効率向上と省エネルギー化を進めるボイラ
電気や蒸気を必要としている工場などで使用されるボイラは、空気予熱器及び節炭器の採用によりボイラ効率を向上させています。更に低NOxバーナ採用により低い環境負荷を実現しています。
ボイラの種類
当社では蒸発量、蒸気圧力、蒸気温度により色々な型式を取り揃えています。
大きく分類すると単胴吊下型、単胴自立型、二胴自立型、パッケージボイラがあります。
燃料の種類
ボイラで燃焼させる燃料には色々な物がありますが、大きく分類するとバイオマス、廃棄物、ガス、油、石炭などがあります。
(バイオマス)
木くず、バーク、バガス、PKS等
(廃棄物)
建築廃材、食品粕、古タイヤ、RDF、RPF等
(ガス)
LNG、LPG、BFG、COG等
(油)
重油、VR、SDAピッチ等
(石炭)
瀝青炭、亜瀝青炭、褐炭、泥炭、無煙炭等
(その他)
黒液、石油コークス等
燃焼方式の種類
ボイラには燃焼方式の違いによりフロント燃焼方式、対向燃焼方式、旋回燃焼方式があり、夫々に合った燃焼装置があります。
バイオマス、工場からの副生物等様々な燃料に合わせた最適なバーナを選定し、専焼、混焼することができます。
NRバーナ
フロント・対向燃焼方式に用いる低NOxバーナ
PMバーナ
旋回燃焼方式に用いる低NOxバーナ