カワグチ ハコネ カンポス

カワグチハコネカンポス
環境問題の解決、グリーン社会の実現は
人生をかけて取り組むべきテーマです。
  • 入社動機

    生まれ育ったフィリピン都市部で深刻化していた、大気汚染・水質汚濁などの環境問題の解決方法を学ぶため、大学では循環環境工学を専攻。揮発性有機化合物の性質・機能を、いかにして環境の維持・改善に活かすかが研究テーマだった。卒業後は母国に戻ることも考えたが、日本でも世界規模の環境問題解決に貢献できることを知り、メーカーを中心に就職活動を展開。グローバルに活躍できるチャンスがあり、大気と水に対する環境問題解決に応える技術を持つ当社を志望した。

  • Kawaguchi Hakone Campos
    カワグチ ハコネ カンポス

    • カワグチ ハコネ カンポス
    • 技術本部 生産管理部
      管理二課
      山口大学 工学部 循環環境工学科 卒業
      2020年度入社
CAREER:2016年 山口大学 工学部 循環環境工学科 入学 / 化学物質の性質・機能を活かして環境問題を解決するための方法を学ぶ / 2020年 入社 技術本部 生産管理部 管理二課へ配属 / 2021年 現在に至る
カワグチ ハコネ カンポス CAREER:2016年 山口大学 工学部 循環環境工学科 入学 / 化学物質の性質・機能を活かして環境問題を解決するための方法を学ぶ / 2020年 入社 技術本部 生産管理部 管理二課へ配属 / 2021年 現在に至る

Q.01生産管理部の役割とカワグチさんの業務内容を教えてください。

私が所属している生産管理部が主に扱っているのは、火力発電プラントや製鉄プラントなど幅広い分野で大気環境の保全に貢献している電気集じん装置です。生産管理というと、一般的にはものづくりの現場における生産の計画や生産の適正化等をイメージされるかと思いますが、当社は自社工場を所有せず、環境装置のエンジニアリングサービスを提供する会社であり、国内、アジア及び欧米のビジネスパートナーから部品調達をしております。その複数のビジネスパートナーの進捗状況管理を含め、全体工程管理、国際情勢や天候を踏まえた輸送管理、サイトの受入条件に合わせた納入管理など、プラントの初期段階から長期スパンで幅広い業務に携わっています。

また、現在は海外ビジネスパートナーの製作工場を結ぶ窓口となり、品質管理や各種問い合わせ対応をおこなっていますが、文化や歴史の異なる相手との難しい交渉に加え、技術的な内容については、社歴の浅い私が答えられることはそう多くありませんので、その都度、設計技術者や計画・工事担当者につないだり、上司や先輩に確認したりしています。

カワグチ ハコネ カンポス
  • Q.02仕事のおもしろさを感じるのは
    どんなときですか?

    電気集じん装置の各パーツをサイトに無事納入したときです。納入するたびに達成感があり、自分自身が社会に貢献できている範囲が少しずつ拡がっているように感じられるからです。

    また、1年目は上司や先輩に頼まれたことを進めるのに時間を要し精一杯でしたが、2年目からは周囲の状況を見ながら落ち着いて対処できるようになってきました。生産管理部の役割と仕事の流れについてもじっくりと考える時間ができ、1年目に覚えた仕事の進め方も見直すことがあるのでは?と思えるようになりました。たとえば海上輸送した部品の状態確認もそのひとつ。これまではサイトに到着した部品が損傷していたとき、どこでそうなったのか原因発覚までに時間を要していました。今、出荷前の工場や、港、船内など、しかるべき場所とタイミングでの画像添付等を義務づけることができないか模索しています。前例がないため簡単ではありませんが、損傷等の早期発覚、またそのための対策を早い段階で設定できるので、やりがいを感じながら取り組んでいます。

    私の強みでもある語学力は、フルに発揮することができています。海外の協力会社とのやりとりはメールが中心なので、英語に自信がない方でも翻訳ツールなどを使えばできないことはないですが、部内に日本語で展開する方が正確で効率的だということで、自分の語学力を活かし部内に貢献することができています。語学力を活かしたグローバルな仕事がしたいと思って志望した会社で、思い描いたとおりの仕事ができているので毎日がとても充実しています。

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  • Q.03会社のいいところ、
    好きな社風を教えてください。

    上司との距離がとても近く、困ったときに先輩を頼るとどんなに忙しくても自分のことを後回しにして助けてくれます。まるで家族のような関係で仕事ができるところが気に入っています。配属初日にその雰囲気に触れ、この会社を選んで良かったと思いました。

    教育研修体制が充実していることも魅力のひとつです。当社独自のプログラムのほか、三菱重工グループのプログラムもあるのでどれにしようか迷うほどです。そのなかから最初に選んだのは溶接と材料学に関する研修です。私は工学部出身ですが、加工や鋼材についての基礎知識がほとんどなかったので1年目に受講し、研修センターで集中して学んで知識のベースができました。その後は聞いたことがない用語が飛び交う協力会社との打ち合わせにも、前向きな気持ちで参加できるようになりました。

    このような前向きな姿勢や意欲を評価して頂いたのか、2年目からは任せてもらえることも増えたように思います。とは言え、まだまだ足りないところはたくさんあるので、これからも積極的にスキルアップに取り組むつもりです。

Q.04今後の目標はありますか?

海外の発電所やプラントに実装される装置の生産管理を担当することが当面の目標です。日本と海外ではものづくりに対する考え方やルールが異なります。そのため、国や地域ごとに制定されている安全基準や法律、貿易に関する理解を深める必要があります。

かなり険しい道のりだとは思いますが、私は生まれ育ったフィリピンのような様々な国の環境問題を解決するという夢を持ってこの会社に入社しました。上司にもその意思はすでに伝えていて、まずは国内案件で実績を重ねて信頼を得ることが先決ですが、初めての海外プロジェクトを母国で担当できれば最高ですね。できれば10年以内に実現したいです。

  • MESSAGE

    学生へのメッセージ

  • カワグチ ハコネ カンポス

私が電気集じん装置の据付工事に立ち会ったのはまだ数回ですが、初めてのときは「人間の力はすごい!」と感動し、その後も毎回、設計図面を確認しながらスケールの大きさに圧倒されています。インターンシップに参加し、就職活動を本格的に始めても、やりたいことがなかなか見つからない人もいると思いますが、会社はこれからの人生で最も長い時間を過ごす場所です。自分としっかり向き合い、何年経ってもやりがい、達成感を感じられる仕事を見つけてください。環境問題の解決は、人生をかけて取り組む価値があるすばらしいテーマだと思います。