三菱日立パワーシステムズ 2015年度の入社式 田中会長、西澤社長 新入社員に励ましのことばを贈る

発行 第 56号

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は1日、神奈川県横浜市の横浜ベイホテル東急において2015年度の入社式を行いました。同日から当社の一員として社会人生活のスタートを切った新入社員に対し、田中幸二会長と西澤隆人社長が、日本を代表する火力発電設備・環境事業会社のトップとして、また社会人の一先輩として激励のことばを贈ったもので、当社社員としての心構えを示すとともに、若い社会人たちの今後の活躍に強い期待を表明しました。

 西澤社長は次のように述べました。
 「MHPSは、火力発電システム・環境事業分野において世界No.1プレイヤーとなることを目指すため、三菱重工業と日立製作所が事業統合してスタートした会社です。発足後1年余の今、受注、技術、コスト競争力のすべての面で双方の融合が深まり、シナジーが軌道に乗りつつあると実感しています。発足2年目となる今年度、私たちはこの勢いをさらに推し進め、具体的な数字として結実させていかなければなりません。このような時、無限の可能性を持った若い皆さんを仲間として迎えることができることを心から喜んでいます。その可能性こそがMHPSの未来を創造するものです。高い目標と志を持った皆さんの創造力とバイタリティに大いに期待しています。」

 田中会長は、社会人の先輩として、自らの経験を紹介しながら、仕事の基本、取り組み方、その醍醐味などについて語り、積極果敢に挑戦する心の向きこそが何より大事だと強調しました。その上で、MHPSの事業は、電力の安定供給と環境負荷の低減を実現して世界各国・地域の発展に貢献するものだと指摘、一緒にこの分野のグローバルNo.1企業を創っていこうではないかと、若い社員たちを激励しました。

 また、サッカー元日本代表の福西崇史氏がゲストスピーカーとして登壇。「プロの世界を生き抜くために ~組織の中で自分を活かす~」と題して講演しました。学生時代はエリートでなかった福西選手がいかに日本代表でレギュラーを勝ち取ったかなどを紹介しつつ、組織の中で自分の役割を理解したプレー、モチベーションを維持するための取り組みや目標設定方法などについて、若い社員たちに熱く語りかけました。

 なお、2015年度の新入社員数は129人で、その内訳は、事務系16人、技術系87人、技能系26人です。

入社式で挨拶をする西澤社長

以上