三菱日立パワーシステムズインダストリー(MHPS-IDS)に社名変更 多様化する顧客対応力を強化
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)グループの三菱日立パワーシステムズエンジニアリング株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:小橋徹、MHE)は2016年1月1日付で、社名を「三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社(MHPS-IDS)」に変更します。それに先立ち同社では、小型産業用火力発電・エネルギーシステム事業体制の強化に着手しており、これらにより、変化する市場への対応力を一層強めて、更なる事業拡大をはかっていきます。
MHEは、日立製作所のグループ会社であったバブ日立工業株式会社(BHIC、2014年MHEに合併)の事業を承継した会社で、MHPSと連携して、熱源・動力源、廃棄物リサイクル向け各種ボイラーや、数千キロワットクラスを中心とした自家発電システムなどの産業プラントの分野で幅広く事業に取り組んでいます。
今回の社名変更と事業体制の強化は、顧客ニーズの多様化に迅速かつきめ細かく対応する体制を構築するのが狙いです。
国内の産業用火力発電システム市場は、東日本大震災や電力自由化を背景に、従来の自家発電にとどまらず、新電力への電力卸売など電源の需要が急拡大し、顧客ニーズも多様化しています。
このような市場の変化を受け、MHPSグループでは、本年4月に国内産業用火力発電システム事業をMHPSに集約する一方、MHEには、小容量の産業用ボイラーや火力発電設備を対象に機動力を活かした事業運営が求められていました。そのため、MHEは本年10月、社内にプロジェクト事業部とサービス事業部を新たに設置、設備の新設からアフターサービスまで一貫して対応できる体制を整え、顧客対応力の一層の強化をはかってきました。社名変更は産業用顧客の幅広いニーズに応えていきたいという思いを表したものです。
今後、新社名である三菱日立パワーシステムズインダストリー(MHPS-IDS)の名のもと、MHPSと連携して、多様化するニーズに対応していきます。
三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社の概要
会社名 | 三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社 |
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本社 | 横浜市中区相生町3丁目56番1号JNビル |
代表者 | 取締役社長 小橋 徹 |
主要拠点 | 産業用ボイラー・中小型火力発電プラントの基本計画、詳細設計、調達、建設、試運転 既設プラントの改造工事、アフターサービス、保全工事 メカトロ、コンピューター制御装置の設計製作 各種訓練設備・監視計測装置の設計製作 |
主要拠点 | 事業所 横浜市中区、呉市 営業所 大阪市、大分市 |
社員数 | 516人(2015年10月1日現在) |
以上
三菱重工グループについて
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長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 モビリティの電化・知能化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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