韓国南部発電(KOSPO)と火力発電に関する技術交流を推進 併せて、韓国・延世大学との産学連携も実施

調印式の様子
調印式の様子

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、韓国南部発電(KOSPO)と火力発電に関する技術交流を行っていくことで合意し、技術交流協約書(MOU)を締結しました。技術交流を通じて両社の技術協力や共同研究などを促進していくのが狙いで、KOSPOがすでに交流している韓国の延世大学との産学連携も併せて推進していく方針です。

 MOUは、MHPS本社(神奈川県横浜市)において、当社副社長の長谷川浩司と、KOSPO技術本部長イ・グンタック(Lee Geun Tag)氏との間で交換されたもので、延世大学教授のチョ・ヒョンヒ(Cho Hyung Hee)氏も調印式に同席しました。

 KOSPOは同国の公営電力会社である韓国電力公社(KEPCO)の発電子会社です。MHPSとの関係も良好で、当社は本年7月、同社嶺南(Youngnam)火力発電所向けに、最新鋭のM501J形ガスタービンを採用した出力47万キロワットの天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注。また、それ以前にも、南済州(Nam Cheju)向け蒸気タービン2基や、当社の技術供与先である斗山重工業(Doosan Heavy Industries & Construction)を通した寧越(Yeongwol)GTCC 発電所向けM501F形ガスタービン3基を受注・納入しています。

 当社は今後、KOSPOおよび延世大学と密接に連携し、火力発電技術で確たる協力関係を構築して、資源の有効利用と環境負荷の低減に貢献していきます。

以上


三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 モビリティの電化・知能化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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