プレスリリース

宮崎県日向市の木質バイオマス焚き5万kW級発電所向け発電設備一式を受注
三菱パワーがEPC取りまとめ

◆ SPCの「日向バイオマス発電株式会社」が2024年11月の商業運転開始を予定
◆ 三菱パワーで蒸気タービン・循環流動層ボイラーなどを供給

三菱パワーは、宮崎県日向市に開業が計画される木質バイオマス焚きの5万kW級発電所向けとして、発電設備一式を受注しました。フルターンキー方式で当社がEPC(設計・調達・建設)取りまとめを手掛けるもので、2024年11月の商業運転開始を予定しています。

当社がEPC取りまとめを手掛ける発電所「日向バイオマス発電所」(日向市細島工業団地内)は、SPC(特別目的会社)の日向バイオマス発電株式会社(本社:大阪市中央区平野町4丁目1番2号)が事業運営を行います。同SPCには、大阪ガス株式会社、伊藤忠商事株式会社、東京センチュリー株式会社、および株式会社東京エネシスが出資しています。

今回建設する発電設備は、蒸気タービン、循環流動層(CFB:Circulating Fluidized Bed)ボイラー、発電機などで構成されるもので、高い燃焼効率を発揮します。当社は今回、EPC契約に基づき、多数の納入実績に裏打ちされた高い信頼性を有した蒸気タービン、循環流動層ボイラー、大物補機などの主要発電設備を供給・建設し、三菱パワー環境ソリューション株式会社が排煙浄化システム、三菱電機株式会社が発電機および電気品、株式会社フジタが土木建築工事を担当します。

三菱パワーは、エネルギーの脱炭素化と電力の安定供給に世界中で貢献し持続可能な未来の実現に取り組むことを企業ミッションとして、今回のような火力発電の脱炭素化に役立つバイオマス燃料を使う再生可能エネルギー発電システムの普及にも力を注ぎ、2050年のカーボンニュートラルの達成に貢献していきます。

以上


三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 モビリティの電化・知能化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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