プレスリリース

三菱日立パワーシステムズ株式会社が「三菱パワー株式会社」に社名を変更
世界のエネルギーシステム変革に向けた取り組みを強化

発行 第 324号

◆ 総合エネルギーソリューションカンパニーとして、脱炭素化、デジタル化、電力の安定供給への取り組みを強化
◆ 三菱重工グループの中核会社として、新市場の開拓に向け三菱重工グループ各社と一層緊密に連携

 

 三菱パワー株式会社(本社:横浜市西区)は、2020年9月1日、三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)から社名を変更しました。三菱パワーはエネルギーの脱炭素化と電力の安定供給に世界中で貢献することを新たなミッションとして定め、現代が直面する最も重要なエネルギーの課題に取り組んでまいります。今回の社名変更は、発電分野をリードする“総合エネルギーソリューション”の提供を目指す当社の理念を具現化していくうえでの重要なステップです。

 三菱パワーは三菱重工が100%出資するグループの中核会社として、三菱重工グループ各社とのシナジー効果を高め、新たな顧客を開拓して事業を拡大していきます。また、水素、アンモニア、再生可能エネルギー活用などの新たなエネルギーソリューションにも取り組み、顧客の多様化・複雑化するエネルギーニーズに対応していきます。

 三菱パワーの発足にあたり、河相 健社長兼CEOは次のように述べています。「クリーンで安定的かつ安価な電力の供給は、国際社会が直面する喫緊の課題の一つです。三菱パワーは、これまでに培ったエンジニアリング力ときめ細かいサービスをもとに、最先端のソリューションを提案し、顧客により良いサービスを提供するとともに事業領域を拡大します。顧客・ビジネスパートナーをはじめとした関係者の皆さまとより緊密に連携し、総合エネルギーソリューションカンパニーとして、人と地球にやさしい未来を創造します」。

 新社名、新ロゴマークに加えて本日、新たにミッションステートメントを発表。グループ一体となってエネルギーの脱炭素化と電力の安定供給に世界中で貢献し、持続可能な未来の実現に取り組みます。

 当社は、その歴史を通じて、世界中の発電事業者から信頼されるパートナーとしての地位を築いてきました。世界をリードするエンジニアリング力、技術革新の精神、サービスへの情熱を結集することにより、より効率的で持続可能なエネルギーを提供し、世界中の国々、地域社会、人々の発展に弾みをつけていきます。

【ミッションステートメント】

「三菱パワーは、革新的な発電技術とソリューションにより、エネルギーの脱炭素化と電力の安定供給に世界中で貢献し、持続可能な未来の実現に取り組みます」

【コーポレートブランドロゴ】

コーポレートブランドロゴ

(ロゴに込めた想い)

「三菱パワー」は、三菱重工グループの中核をなすグローバルな事業会社として、スリーダイヤモンド(三菱の図形マーク)と英文社名を組み合わせたロゴを使用します。やや丸みを帯びたモダンなデザインの文字書体は、当社が追求する先進的かつ地球環境に優しい発電技術をイメージして採用されたもので、同時に、市場環境の変化にも柔軟に対応していく企業姿勢を表しています。三菱パワーは、全世界でブランドの認知向上を図っていきます。

【三菱パワー株式会社の概要】

(1) 本社所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番1号
(2) 代表者 取締役社長兼CEO 河相 健
(3) 資本金 1,000億円
(4) 主なグループ会社数 69社(うち国内8社)
(5) 従業員数 連結:18,356人 単独:9,589人(2020年4月現在)
(6) 主な製品 ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント(GTCC)、スチームパワープラント、石炭ガス化複合発電プラント(IGCC)、地熱発電プラント、ガスタービン、蒸気タービン、ボイラー、環境装置、発電機、制御システム、燃料電池、発電プラント周辺機器

以上