三菱日立パワーシステムズ 平成26年度の入社式 田中会長、西澤社長 新入社員に励ましのことばを贈る
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は1日、神奈川県横浜市の横浜ベイホテル東急において平成26年度の入社式を行いました。同日から当社の一員として社会人生活のスタートを切った新入社員に対し、田中幸二会長と西澤隆人社長が、日本を代表する火力発電・環境事業会社のトップとして、また社会人の一先輩として激励のことばを贈ったもので、両トップは当社社員としての心構えを示すとともに、若い社会人たちの今後の活躍に強い期待を表明しました。
西澤社長は次のように述べました。
「この新会社MHPSは、三菱重工業と日立製作所の融合によるシナジーを最大限に発揮し、火力発電事業と環境事業の分野で世界No.1プレイヤーになるために設立された会社です。厳しい市場環境の中で、私たちはこれから巨大なグローバル企業と対峙していかなければなりませんが、その競争に勝ち残っていくために達成しなければならないことは真のグローバル化です。一朝一夕にはいかない課題ですが、国内と海外を区別せず、世界がひとつとなって、当社グループの誰もが地球上のどこででも同じように仕事ができる風土、組織、体制を構築していかなければなりません。本日から私たちの一員に加わった若い皆さんの創造力とバイタリティに大いに期待しています。」
また、田中会長は、社会人の先輩として、自らの入社時の経験を紹介しながら、仕事の基本、取り組み方、その醍醐味などについて語り、積極果敢に挑戦する心の向きこそが大事だと指摘して、一緒にグローバルNo.1企業を創っていこうではないかと、若い社員たちを激励しました。
さらに、藤谷康男副社長は、変化するグローバルビジネスの現状とグローバル競争で勝ち抜くための課題について、また、安藤健司副社長は、製造業を取り巻く状況とものづくりの現場、品質マネジメントの重要性などについてそれぞれ説明。西妻多喜男常務は、MHPSの経営戦略と変革の必要性について話しました。
また、アテネ五輪のサッカー日本代表監督を務めた山本昌邦氏がゲストスピーカーとして登壇。「一流選手から学ぶ目標達成のプロセス」と題して講演して、モチベーションを不断に維持・向上させ続けるにはどうすればよいのかなどについて、自らの経験を紹介しながら熱く語りました。
なお、平成26年度の新入社員数は185人で、その内訳は、事務系28人、技術系120人、技能系37人です。
以上