よりスピーディな造形を可能にする、ワイヤー製造技術。
三菱パワー独自の製造技術「MHプロセス」により、強く、加工がしやすい高強度超合金ワイヤーを実現しました。
概要
航空機エンジン部材レベルの耐熱強度を有する超合金ワイヤー。
用途
航空機エンジン、GT燃焼器、ST翼(650℃)、大型バルブ(高温高圧)、ST高圧車室
製品ラインナップ
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USC800: 高強度溶接性良好Ni基合金 -
AD730®: 航空機エンジンディスク材(注1) -
Alloy939: 航空機エンジン静翼材、γ'相析出量35 vol% -
Alloy738: 航空機エンジン動翼材、γ'相析出量50 vol% -
Alloy247: 航空機エンジン動翼材、γ'相析出量70 vol% -
COWALOY®: 高強度Co基合金(注2)
- 1Aubert & Duvalによる材料提供
- 2大同特殊鋼による材料提供
超合金ワイヤーによる造形の仕組み
造形機のノズルからワイヤーを供給し、溶融した金属を積層させることにより、コンポーネントを整形。航空機エンジンやバルブの補修など、比較的大きなものを素早く造形します。

三菱パワーの特許技術&加工技術を活用した高強度超合金ワイヤーが造形における様々な課題を解決しました。
- 三菱パワー特許技術(MHプロセス)により、従来技術では製造できなかった高強度ワイヤーの製造を可能にしました。
- 溶接補修の他、DED方式積層造形用材料として活用できます。
- 特注材等、少量からの受注生産もご相談ください。ロッド形状/φ1.0~5.0mm×1~2m、ワイヤー形状/φ1.0~1.6mm×10m以上のご提供が可能
三菱パワーだけの高強度超合金ワイヤー製造技術
「MHプロセス」

