FT8® MOBILEPAC®
航空転用ガスタービン

-
現地着1日で発電
-
地耐力が良好時
基礎工事が不要
-
GT/発電機一体収納
現地アライメント不要
-
50Hz/60Hz運転
デュアル周波数
FT8® MOBILEPAC®
FT8®MOBILEPAC®は、業界最高水準の省スペース設計で、24×16メートルの広さの敷地があれば、並列配置で設置可能です。地耐力次第で設置場所にコンクリート基礎を用意する必要はなく、簡易な設備で据付することが可能です。
ガスタービンMOBILEPAC®パッケージのユニットは、陸路、海路、空路による輸送が可能で、全世界のあらゆる場所に迅速にお届けすることができます。
特徴
- 新規ガスタービンMOBILEPAC®パッケージは、設置場所到着後、数週間以内に組み立て完了、発電開始可能。
- 50Hz/60Hz地区に相互に移動(発電機取替不要)して、運転可能なデュアル周波数仕様。
- 公道を走れる可搬式のトレーラタイプで、緊急電源として迅速な対応が可能。
- 主要機器が2台のトレーラにパッケージ化されており、緊急用としては僅か1日で発電可能。(試運転実施済ユニット)
- 陸送・海上輸送に加え最短輸送対応の為、空輸でも可能なコンパクト性。
- 軽量設計、地耐力次第でコンクリート基礎工事が不要。現地工事費削減に貢献。
仕様
出力 | 60Hz/50Hz:31MW/29MW(デュアル周波数) |
---|---|
燃料 | デュアルフューエル(ガス/油) |
起動時間 | 定格出力まで10分 |
トレーラー形式 | 可搬式(車輪付き) |
トレーラー据付 | 自立調整式 |
トレーラー数 | 2台 |
冷却方式 | 空冷 |
発電機/SWGR | 開放空冷式/15kV級 |
NOx低減 | 水噴射 |
起動装置 | 油圧式 |
着火方式 | 電気火花式 |
ターニング | 無(不要) |
減速機 | 無(不要) |
構造項目
50Hz | 60Hz | ||
---|---|---|---|
圧縮機 | 軸流多段 | ||
燃焼器 | キャニュラー | ||
タービン | 軸流多段 | ||
ロータの形式 | 組立式 | ||
出力軸 | フリー | ||
定格回転速度 | rpm | 3,000 | 3,600 |
ガスタービン本体 | 長さ×幅×高さ | 5m×2m×3m | |
概略重量 | 13t |
ガスタービン単体性能
50Hz | 60Hz | ||
---|---|---|---|
ISO定格出力 | kW | 28,528 | 30,941 |
熱効率(LHV基準) | % | 34.7 | 36.7 |
熱消費率(LHV基準) | kJ/kWh | 10,376 | 9,825 |
Btu/kWh | 9,834 | 9,312 | |
排ガス流量 | kg/s | 92 | 92 |
排ガス温度 | ℃ | 496 | 491 |
F | 924 | 916 | |
起動時間 | 分 | 定格出力まで10分 | 定格出力まで10分 |
配置
出力 | 60Hz/50Hz:31MW/29MW(デュアル周波数) |
---|---|
燃料 | デュアルフューエル(ガス/油) |
トレーラー数 | 2台 |
冷却方式 | 空冷 |
直列配置





ソリューション
MOBILEPAC®(可搬式のデュアル周波数電源)の特徴をいかした用途として、災害や大型イベントに備えた緊急電源に加え、大型発電所建設期間中の“つなぎ電源”としての運用をご提案します。
- 工事用電源に加え余剰電源を送電すれば、電力が逼迫している諸外国では非常に有益です。
- 現地解体・組立が簡単な公道を走れる可搬式トレーラのため、発電所完成後は次の建設場所へ容易に移動可能です。このことから、仮設電源設備のコストダウンに繋がります。
- 定検中の電源確保にも貢献可能です。

納入実績
初号機運開年 | 2004年 |
---|---|
納入台数 | 150台以上 |
納入例


メキシコ向け10台納入(2022‐2024年)


アルジェリア向け54台納入(2013-2015年)