FXtoLSアダプタ

概要

ControlNet製品の供給終了に伴い、Netmation ControlNetシステムから現行の最新システムであるNetmation D-Ringシステムへの更新を推奨しています。FXtoLSアダプタは、Netmation ControlNetシステムにおいて、FLEX I/O端子台に接続されている現場外線ケーブルを解線することなく、D-RingのI/Oモジュール(LSモジュール)を使用したシステムへの更新を可能とします。FXtoLSアダプタは、次の制御装置で使用することができます。

  • MPS:Multiple Process Station
  • DPS:Dependable Process Station
  • NPS:NetNode Process Station
FXtoLS Adapter01

I/Oネットワーク更新(ControlNetからD-Ringへ)

制御装置は、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)、CPU、I/OなどのNodeによって構成されます。FXtoLSアダプタを使用したとき、ControlNetシステムからD-Ringシステムへ更新概要は次の通りです。

  • CPU Nodeの更新
    ControlNet通信カード等の一部のカードを取り外し、D-Ring通信用のカードを実装します。
  • I/Oネットワークの更新
    ControlNetからD-Ringネットワークに更新します。
  • I/O Nodeの更新
    ControlNetのI/Oモジュール(FXモジュール)を取り外し、FXtoLSアダプタと関連部品、およびLSモジュールを取り付けます。
  • HMIの更新
    HMIソフトウェアをNetmation Build55(Windows10版)に更新します。すでに更新済みであれば作業不要です。その後、更新したLSモジュールのシステム構成情報をダウンロードします。
FXtoLS Adapter02