循環ボイラー
ボイラー
概要
水の循環は降水管中の水の密度と火炉水壁中の水・蒸気混合流体の密度差によって生じます。この密度差の大きい低圧ボイラーでは循環力が大きく高い循環量が確保できますが、高圧になるにしたがって両者の密度差が減少して充分な循環量を確保することが難しくなるため降水管にポンプ(BCP)を設置し循環力を補っています。密度差のみで水を循環させるタイプを自然循環ボイラー、ポンプを設置しているタイプを強制循環ボイラーと呼んでいます。
納入実績
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強制循環ボイラー
納入先 BLCP プラント BLCP発電所(タイ) 出力 717,000kW 最大連続蒸発量 2,285t/h 蒸気条件 主蒸気温度 538℃ 再熱温度 538℃ 主蒸気圧力 16.7MPaA 燃料 瀝青炭 運転開始 2006年 -
自然循環ボイラー
納入先 カイロ発電会社 プラント カイロウエスト発電所7、8号機(エジプト) 出力 350,000kW 最大連続蒸発量 1,094t/h 蒸気条件 主蒸気温度 541℃ 再熱温度 541℃ 主蒸気圧力 18.1MPaA 燃料 天然ガス、重油 運転開始 2011年