オペレータステーション(OPS)
概要
オペレータステーション(OPS)は、プラントの操作及び監視を行う機能を提供します。
OPSには以下の機能があります。
- グラフィック(系統図)表示
- コントロールループプレート(操作器)
- アラーム表示
- トレンド表示
- ロジック演算状態監視
オペレーターステーション(OPS)の機能
グラフィック表示
グラフィックは設備の運転状態を表示する機能です。
設備全体または部分的な系統図を表示し、プロセス状態およびプロセス値をリアルタイム表示します。複数画面表示に対応しており、効率の良いオペレーションが可能です。
また、系統画面上の機器表示から関連するコントロールループプレートやロジック画面を表示することもでき、運転をサポートします。
ループプレートの呼び出し
ロジックシートの呼び出し
グラフィック(系統図)の呼び出し
コントロールループプレート
コントロールスクリーン
アラーム表示
DIASYS Netmationのアラームは、プラント及び制御監視システムの異常を迅速に運転員に伝えます。アラームは優先順位を15段階まで設定することが可能で、発生したイベントデータは160,000点まで蓄積され、参照することができます。
もちろん、発生したアラームからすぐに関連するロジックを呼び出すことができ、原因の特定をサポートします。
トレンド表示
プロセスの変化をグラフ表示する機能です。
トレンド表示はドラッグアンドドロップで簡単にプロセスデータを画面に登録することができます。
トレンドには、時系列でプロセスデータを監視するトレンドグラフ、プロセスデータ間の相関関係を表示するX-Yトレンド、簡易的なプロセスデータ監視を表示するクイックトレンドの3種類があり、様々な解析を行う事ができます。
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付箋の貼り付け
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タイミングマーク表示
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過去のトレンドとの比較
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2つのトレンドの偏差表示
その他のトレンド
- X-Yトレンド
X-YトレンドはX軸に登録されている信号とY軸に登録されている信号の現在値及びその2点の交点となるプロット点、過去のプロット点の軌跡を表示することができます。
- バーチャート
あらかじめ登録されたデータをバーグラフ形式でリアルタイム表示します。
ロジック演算状態監視
OPSの画面上でMPS(プロセスステーション) / CPS(コンパクトプロセスステーション)で実行しているロジック演算状態の監視や、パラメータの調整を行う事ができます。
機能ブロックの調整
制御ロジック画面から、機能ブロックのパラメータや出力の設定を行う事ができます。
また、パスワードを設定し管理者以外の変更を防ぐことが出来ます。