A地熱発電所

概要


地熱エネルギーの一部を蒸気の形で取り出してタービンを回す地熱発電プラントは、多くの場合火山に近い高所や丘陵地に建設されます。遠く離れたお客様の事務所に設置したオペレータステーションと、発電プラントに設置される制御装置とを通信で接続してプラントを遠隔から操作・監視する、そのようなニーズにもDIASYSはお応えします。

導入背景・課題

遠隔監視操作システムの構築には、従来の制御システムでは通信容量が大きいため、それに合わせた通信インフラを準備する必要がありました。DIASYSでは、通信負荷の低いオリジナルの通信プロトコル「MHIカード通信」の適用により、容量の小さい既存の通信インフラを利用して、遠隔監視操作を実現することができます。

導入成果・効果

A地熱発電所では、プラントから約100キロメートル離れたお客様の監視センターにオペレータステーションを設置し、お客様の保安用マイクロ回線を利用して遠隔監視操作を実現しました。

システム構成


システム構成

構成機器・仕様