三菱重工高砂研究所 ナトリウム試験装置監視制御システム
概要
導入背景・課題
原子力関連設備の開発を強化するために行われた大型試験設備の改修にあたり、信頼性を有する高度な制御システムの要望があり、発電プラント向けに開発されたDIASYS Netmationが評価され、採用されました。
導入成果・効果
起動・停止の難しい、連続稼動させることが前提の設備であるが、設備更新後の試運転時に各種パラメータの調整や制御ロジックを容易に改修することができ、予定通り設備の再稼働ができました。また制御システム更新により、監視室内の省スペース化にもつながりました。
システム構成
機能紹介
監視操作機能
一括監視
現場の試験装置・ユーティリティ設備を一括して操作・監視します。
各機器から取り込んだ信号を基に、試験装置の運転状況、制御状況をリアルタイム表示し、試験を円滑に進めます。
アラーム表示
機器の異常が発生した際、監視画面上にリアルタイムでアラームを表示し、異常の早期発見を手助けします。また機器ごとのアラーム発生・復帰履歴の表示が可能となっています。
トレンド表示
製品の製造状況や機器の運転状況、異常信号をトレンドで管理します。
最大24時間幅のリアルタイムトレンドと、最大30日間幅のヒストリカルトレンドを表示します。
経営支援機能
帳票
日報・週報・月報・年報と、お客様ごとに最適な形式での帳票管理を行います。
また、月単位で発生した警報項目の一覧表ファイルを作成することもできます。
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