コンパクトプロセスステーション(CPS)

 

概要

DIASYS Netmationのコンパクトプロセスステーション(CPS)は、DINレール上に設置可能な制御演算、現場との入切処理を行う制御装置です。

マルチプルプロセスステーション(MPS)のようなCPUシャーシは不要で、シングル構成・2重化構成のどちらにも対応することができます。コンパクトなこの装置は、設備管理システムやパッケージボイラ等の小規模システムに最適です。

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コンパクトプロセスステーション(CPS)の機能

DCSの特長はそのままに、PLCと同等の価格・サイズへ

PLC(Programmable Logic Controller)では物足りない―
DCS(Distributed Control System:分散型制御システム)は大きすぎる―
そんなご要望に応えるため、DIASYS Netmationの特長はそのままに、PLC(シーケンサ)並みの小型化を実現したのが、CPSです。
オペレータステーション(OPS)からの監視は勿論のこと、保守ツール(EMS)からのメンテナンス、制御ロジックの変更、アクセサリーステーション(ACS)でのデータログ収集まで、MPS同様に接続する事ができます。

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柔軟に対応可能なシステム構成

CPSのI/Oモジュールは、必要に応じて簡単に追加することができます。

CPS1台につき、拡張アダプタを使用することで最大40モジュールまで利用可能です。

また、AllenBradley社のFLEX I/Oを介して各モジュールを接続しているため、DIASYS NetmationのI/Oモジュールだけではなく、RockwellAutomation社のモジュールも使用することができます。

 1つのユニットに8個までモジュール装着可能

 最大拡張アダプタ:4

 最大モジュール数は1つのCPSにつき40個まで設置可能

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また、万が一モジュールが故障しても、MPS同様に電源投入中の交換が可能で、設備のダウンタイムを軽減します。

カード・モジュールラインアップ

CPSのモジュールラインアップは以下の各ページをご覧ください。