遠隔タービン振動診断

制御システム

概要

このサービスはプラントメーカーとしてこれまでに納入した蒸気タービンに対し、長崎の遠隔支援センターから遠隔で振動解析を行うものです。

長崎では2000年9月に遠隔支援センターを開設し、これまでに火力発電プラント・風力発電設備及び船舶等の遠隔操作の実績があり、加えて、近年のインフラとしてのインターネット及び通信回線等のIT技術の急速な発達により、更なる付加価値を付けたサービスの提供が可能となりました。

収集した振動データからタービン技術者ならびに振動技術者による振動評価を行い、診断レポートを作成・発行するとともに、不適合の予兆監視及び設備運用向上を支援する新しいサービスを提供します。

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遠隔監視センター

特長

専門家による診断・評価レポートの作成

通信ネットワークを介して、お客様の蒸気タービンの振動及びプラント運転データを、遠隔支援センターのデータサーバに蓄積し、タービン技術者・運転技術者及び振動技術者による解析及び診断を行い定期的に診断・評価レポートを発行します。

迅速な異常処理対応

定期的な診断・評価レポートとは別にタービン振動に異常が発生した場合、イベント処理として長崎造船所技術者にe-mailで自動で知らせることにより、迅速な異常処理対応が可能なシステムです。

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診断レポートの例

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